So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
マネジメントのはなし ブログトップ

多摩地区のデータセンタ(2) [マネジメントのはなし]

あまり書くと差しさわりがあるのかもしれないですが(とかなんとか言いながら書いちゃってますが・・)、データセンターをそこにしろと指定したのは、前の記事で書いたエンジニアでした。彼は本部から派遣されていますので彼の意向は絶対です。ほぼ都心部のアクセスのよいところに決めかけていたのにひっくり返されたのです。
マニアックなほどのセキュリティが有名で(これ以上書くとまずいか・・笑)、避雷針が建物の横にもついていたり、入館時に空港の保安検査のようなチェックなどなど。外国人受けしそうな、過剰な演出に騙されてはいかんのですがね。
入館時の手続きが面倒なのは使う側としてはユーザビリティが下がります(注1)し、立地も駅から遠いのでどうかと思っていたのですが、本部側の意向は絶対でした。
結局私は、その職場での不利な戦いに負けて、命からがら?撤収・敗走したわけですが(苦笑)、不利な戦いになぜ気づかないで、バカみたいに粘ってしまったのか。
転職回数の多い自分としては、なんだか妙な気分です。ダメなところはすぐに見限って次に移る変わり身の早さが身上なのに(笑)。
経済学部卒(いちおう・・)なのに、サンクコスト(注2)という言葉を知らないんでしょうか。せっかく多大な時間と労力とお金を費やして学位まで取ったのに。
ダメなものはさっさと見限って次に行く。人生は短いのです。
そのとき私が判断を誤った
要因はいくつかあります。
1. 転職回数が増えすぎて、市販の履歴書におさまらなくなるほどの数になってしまい、さすがにこれはまずいと考えた(笑)。
2. プロジェクトの出だしで間違ったコミュニケーションがなされ、私が自分自身の立場を誤解していた。
サイトマネージャの権限は絶対だみたいな吹き込みがあったかどうか記憶にないですが、私が自分の権限を誤解して、仕事がうまくいく(自分のやりたいように進められる)かもしれないと根拠のない期待をしていたことだけはたしかです。
この本の帯に、「75%の人が自分を過大評価しています」とあります。
当時の自分も明らかに自身の能力を過信していました。なんでもできるくらいの勢いがありました。虚勢といってもよい。なぜなら根拠がないからです。自分一人でできる仕事なんて、たかがしれているのに、自分の力で、難局を乗り切ってみせる。(なんだか池井戸潤さんのドラマのようですが)
そんなヒーローまがいの幻想に酔っていたのかもしれません。
自分を客観視することは非常に困難で、今の自分も、もしかしたら何かの幻想をみているだけなのかも、とたまに自戒してみるのは悪いことではないと思ってはいます。
(注1)セキュリティレベルとユーザビリティ(使い勝手)は相反する要素なので、緩ければいいというものではないんですがね。
(注2)「埋没費用(まいぼつひよう)とは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止によっても戻って来ない投下資金または投下した労力をいう。 サンク・コスト (sunk cost) ともいう。”(http://ikogataira.com/sunk-cost より引用)




薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)

薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 榎本 博明
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/06/09
  • メディア: 新書

nice!(8)  コメント(0) 

多摩地区のデータセンタ [マネジメントのはなし]

私事で恐縮ですが(というのか、日々のつれづれを記載するのがブログなのでしょうから、こんな書き出しがそもそも変かもしれないですが・・)、前職で、多摩地区のデータセンターを利用していたことがありました。
アジア地区のハブになるような重要な設備も置かれていたような記憶がありますが、海外側が管理していますので、私のような末端の権限のないものは操作は許されていませんでした。
この件は前も書いたかもしれないですが、そのデータセンターにサーバを導入することになりました。
仕様を渡され、日本で買って多摩地区に置けと。
言われるがままにサーバを調達してデータセンターに搬入しました。問題はそのサーバをネットワークに接続したときに起こりました。
通信ができない。ポートが応答していないのです。故障かもしれないといったのですが、スカイプの向こう側の海外(上海、もしくはバンコク)側のエンジニアは耳を貸さない。言うとおりにしろといわれ、スイッチ側のポートを差し替えたり、なんだりかんだりトライして、結局うまく行かない。
だから修理を呼ぼうといってるのに、上海、だかバンコクにいるエンジニアが突然激怒し始め、「お前は使えないやつだ、家に帰れ!」と怒鳴りだしました。
はいはい、わかりました。帰りますよと、なんとも理不尽な思いでしたが、その日は撤収しました。
メーカーに確認すると、結局デフォルトで有効化されていなければならないポートがなぜか無効化されていたのでした。そういう落ちです。ただ、こちら側にはスイッチのVLANの情報もないし、各ポートがきちんと有効化されているかどうかの情報もない。

スカイプの向こう側でえらそうに怒鳴ってるやつも、怒鳴っているやつです。頭が悪いんでしょう。そんなにいうなら、偉そうにスカイプなんかしてないで、飛行機で日本に来て自分でやればいい。(注)
今回、たまたま同じデータセンターに行く機会ができて、なんだかあのときのいやーな思い出が少しよみがえってきてしまいました。今にして思えば日本のサイトマネージャの自分が行かなくてもよかったのかなと思います。
じゃ、誰に任せられるかと言うと、それもね(苦笑)。自己弁護させてもらえば、前にも書いたようにワンオペのマネージャでしたから、自分で何でもやってました。
でも、国内にある関連会社数社のオペレーション全体を見るというのが私の任務だったとするならば、無理してでも別の誰かに任せるべきでした。

そのときの経験を教訓として引き出すなら、部下に任せられる仕事は任せないといけない。そういうことです。

そんなことを考えながら、データセンター訪問の日程を調整しています。

(注) そのエンジニアはその後会社を去ったそうです。当然だと思います。

nice!(9)  コメント(2) 

「現場が神様」のまやかし [マネジメントのはなし]

私は、しばらく、ものづくり、いわゆる生産現場に身をおいていた。
あるとき、私は、地方の工場の片隅で、原材料の管理をしていた。

続きを読む


マネジメントのはなし ブログトップ